

最近、一般住宅の強盗被害が増えているようですが、何かできる防犯対策はありませんか?

空き巣などの侵入犯は「窓」から入っているケースが一番多いので、まずは窓の防犯対策について考えて見ましょう!


空き巣・強盗から狙われる窓の特徴


重要なのは、「空き巣や泥棒に狙われやすい窓には共通する特徴がある」という点です。
- ①道路や近所から見通しが悪い1階の窓
- ②よく窓を開けっぱなしにしている2階以上の窓
- ③明らかに古い窓

空き巣は侵入までに5分以上かかると高い確率で犯行を諦めるというデータがあります。ご家族の命や財産を守るだけではなく家のダメージも防ぐためには、「泥棒に狙われない窓」「侵入するのに時間がかかりそうな窓」に変えることが大切です。
窓の防犯対策8選

窓周りの見通しをよくする
まず取り掛かっていただきたいのが「窓周りの見通しをよくする方法」です。 大きな窓ほど周りからの視線が気にならないように前にフェンスを設置したり木を植えたりするお宅が多いでしょう。 庭に面していない窓の近くに物置や自転車を置いているお宅もあるかもしれません。 人が侵入できるサイズの窓の近くに隠れられる場所があると泥棒に狙われやすいので気をつけましょう。 エアコン室外機などは腰窓から侵入する際の踏み台になるため要注意です。 「2階は大丈夫」と思われがちですが、雨樋やカーポートの屋根を使えば簡単に2階に上がることはそれほど大変ではありません。 ベランダやバルコニーは屈めば隠れられるので、侵入口としてよく狙われる場所なので気をつけましょう。
家の構造上どうしても人が隠れられる場所をなくせない場合は、足音が響く防犯砂利を敷くか、2階によじ登る際の足場になるエアコン室外機や物置を移動して背の高い木を剪定すると安心です。
補助錠の追加
DIYでもできる防犯対策が「窓サッシに補助錠を追加する方法」です。 窓にはクレセントと呼ばれる鍵が付いていますが、外から覗き込むと施錠し忘れている窓が簡単に分かってしまいます。
(窓サッシのクレセント)

補助錠は、窓の下よりも上に設置するのがおすすめです。泥棒が壊す時に立ち上がらなくてはいけないため、侵入を未然に防げます。
ガラスに防犯フィルムを貼る
コストをかけずにすぐ防犯対策をしたい方には「窓ガラスに防犯フィルムを貼る方法」もおすすめです。 いくら施錠していても、クレセント錠周りのガラスを破られれば簡単に侵入されてしまいますよね。 そのため、最近はホームセンターなどで買えるDIY向け防犯フィルムを貼る方が増えています。 手軽に貼れるクレセント錠周りだけカバーするタイプと窓全体に貼るタイプがあり、窓フィルム専門施工会社に頼む方も少なくありません。 防犯フィルムを貼ると窓をバールなどで叩いても、貫通するまでにかなり時間がかかります。
防犯フィルムを貼ると、最終的に侵入を防げても外からフィルムが貼ってあるか分からずガラスを破られてしまうリスクがあるので注意しましょう。また、クレセント錠周りだけカバーするタイプはほとんど防犯効果はありません。
センサーライト・防犯カメラを設置する
窓を破られる前に侵入させないためには、窓に近づいた時に警告する方法が一番です。 そこで効果的なのが、「窓の外にセンサーライトや防犯カメラを設置する方法」です。 センサーライトは窓に人が近づくと照明が点灯して周囲に知らせます。 夜間の侵入窃盗に効果的で、玄関ドアや勝手口の外とセットで設置するのがおすすめです。 そして、最近は一般のご家庭でも防犯カメラを付けるケースは珍しくありません。 目立つ場所につけると泥棒を寄せ付けない効果を期待できます。
防犯カメラは泥棒避けになるケースがあるものの、最近は設置されていても侵入窃盗の被害に遭う事例が増えています。そのため、防犯カメラの効果を過信しないで、窓を物理的に守る方法と組み合わせて設置しましょう。
窓シャッター・面格子を設置する
窓からの侵入を外から物理的にブロックするために有効なのが「窓にシャッターや面格子を付ける方法」です。 ただし、シャッターを閉めれば日当たりや風通しが悪くなりますし、面格子は視界の邪魔になるので最近の住宅にはあまり設置されません。
アルミの面格子は工具で簡単に切断できるのであくまで時間稼ぎにしかなりません。また、窓シャッターも同様にカギを壊す時間を稼ぐためのものなので、同時に窓ガラスと複合的に防犯対策をしましょう。
防犯ガラスへ交換する
コストと時間はかかりますが、DIYによる方法よりも格段に効果的なのが「窓ガラスを防犯ガラスへ交換する方法」です。 防犯ガラスは安全合わせガラスとも呼ばれ、2枚のガラスの間に特殊フィルムが挟み込まれていて工具などで破ろうとしても貫通するまでに時間がかかります。 安全合わせガラスには防犯性が高いことを証明するCPマーク(※)が付くので、侵入犯の抑止力になる点もポイントです。 ※CPマーク:防犯性能試験(5分以上耐久)に合格した建物部品目録に掲載された製品のみに付けることが許されているマーク。

防犯ガラスは地震などでガラスが割れても破片が飛散しにくいため、防災面で採用されるケースも珍しくありません。ガラスとガラスの間に空気層のある断熱タイプも人気です。ただし、防犯ガラスや防犯断熱ガラスは古いサッシにそのまま設置できない可能性もあるので注意しましょう。
内窓を設置する(二重窓にする)
既存窓の内側に内窓(インナーサッシ)を設置して二重窓にする方法も防犯対策としておすすめです。 二重窓にすると窓を破る時間が2倍になり防犯性が高まるのに加えて、内窓を外から確認できれば侵入犯の抑止効果になります。 複層ガラスの安全合わせガラスタイプにすれば、防犯性と断熱性の両方をプラスできます。
内窓をつけると外窓との間に大きな空気層ができるので、断熱効果もアップします。結露や窓辺の暑さ・寒さにお悩みの方は、内窓の設置を検討してみましょう。

外窓を交換する
内窓は窓の開け閉めが二度手間になる点がデメリットですが、使い勝手を変えずに防犯性を確実に高められるのが「外窓を新しいサッシへ交換する方法」です。 補助錠をつけたりガラスを変えたりする方法も一定の防犯効果を期待できますが、古い窓だとサッシそのものの寿命が迫っている可能性があり、パーツ交換にかかった費用が近い将来無駄になってしまうかもしれません。 一般的なアルミサッシの寿命は20〜30年なので、築20年以上のお宅は外窓交換を検討してみましょう。 外窓を交換すれば、割れにくい複層ガラスや防犯性の高いクレセント錠がセットでついてくるだけではなく、サッシ枠の断熱性も高いので寒さや暑さを防げて空調の効率が良くなり省エネにもなります。
最近は周りの壁や床を解体しないでも外窓交換できるカバー工法が主流です。1箇所につき数時間で交換できるので、コストも抑えられて気軽にリフォームできます。最新のサッシの方が侵入しにくいことは犯罪者たちも知っていますので、窓の交換は防犯にも有効です。
マンション・賃貸でも窓の防犯対策はできるのか


内窓をつける窓枠は専有部分に該当するため、工事申請をすれば問題なく設置できるケースがほとんどです。窓ガラスや外窓は共用部に該当するため、管理組合で交換の必要性を協議した後にリフォームの許可が出ます。窓ガラス・サッシは修繕積立金で全戸一斉に交換する可能性もありますので、まずは管理組合へ相談しましょう。
補助金が使えるタイミングがチャンス!


補助金によっては、事務局に登録された施工会社でないと申請できないので注意しましょう。「玄関ドアマイスター」は、ご予算に合わせた最適な窓の防犯対策の提案から、補助金申請のサポートまでお任せいただけます。国の補助金、東京都の補助金の他、市区町村の補助金申請のお手伝いも可能です。
まとめ
最近は、強盗などの物騒なニュースが目立ちますが、ご家族と財産を守るためにはお住まいの窓を見直すことがとても重要です。 こちらの動画では、勝手口ドアの防犯対策を紹介していますので、気になる方は合わせてご覧ください。 どんな窓の防犯対策にすればいいか分からないという方は、「玄関ドアマイスター」にお問い合わせください。 LINEでもお気軽にお問い合わせいただけます。 ホームページではすぐに金額が分かる「簡単見積もりサービス」や毎日更新の施工事例紹介ページもありますので、ぜひチェックしてください。
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